221205_mon_晴

 

いよいよ腹痛がピーク。休みの間なるべく休めるよう、一番最初に病院まいりをすることに決める。まずは混雑していて診察時間が読めない産婦人科へ。最近気になっている症状を話し、内診をしてもらう。子宮内膜症の悪化を予想していたけど、子宮は問題がなく、感染による腹膜炎かもしれないと言われる。腹膜炎は数年前にも入院までしたことがあり、一気に恐怖を感じる。検査結果は金曜日にわかる、腹膜炎の場合は抗生物質を処方してもらえるとのこと、「え、それまで一体どうすれば?!」だめだ冷静に考えよう、と近くのスタバへ。病院の待ち時間に仕事をしようと持ってきていたPCを開きながら(この時点で休むのが下手)「腹膜炎」で調べる。結構大きなくくりの名前で、産婦人科の経路のものもあれば、消化器外科のものもある。そういえば最近、胃腸も元気がなく、食欲もあまりない。背中も痛いし、尿も出にくいし、これって本当に腹膜炎か何か感染しているのでは?!と調べるほどに恐怖が増えていき、近所で消化器外科がある病院を探した。

 

探している時に、検索の上位に出てきた病院のホームページに「○○○」と書いてあり、驚く。病院を探すためにいろいろなホームページをみながら、病院に文章力は必要ないけれど、理念があわないことに違和感をもったらそもそも安心して行くことができないなと、自分が安心して行くことができる病院を見つけることの難しさを知る。体調がわるいなか、こんなに悩む時間も辛い。

 

結局、インフルエンザや風邪などでかかったことがある近所の内科に消化器外科があることがわかる。いつも話しやすい先生だったことを思い出し、午後の受付時間に間に合うように向かった。着く頃には雨が降っていて、雪が降りそうだと感じるほどに空気が冷たかった。早めに行ったけれど二番目で、その頃には歩くのもしんどく、しゃがみこんでしまう。

 

受付後は、すぐに呼んでもらった。われながらさくさくと上手に症状を話し、今日の産婦人科での見立てを伝え、不安な気持ちも伝えた。すると先生が「そうだね、やっぱりおかしいよね。近くの〇〇病院なら午後の診察が間に合って、その場で検査して結果もでるから紹介状書くよ」と言ってくださった。紹介状を受け取って、走ってタクシー乗り場へ。なかなかこなくて、間に合わない、と絶望しながら待った。結局総合病院の受付時間を3分くらい過ぎてしまって到着し、受付で事情を伝える。診てもらえることになって、スタッフの方が内科まで案内してくれた。座っていることも辛く、横になる。どんどん弱気になって、もしかしたらこのまま死ぬのかもしれない、でも悔いはないよ...というところまで考えた。病は気からというけれど、わたしの思考は暴走しやすい。

 

くまさんみたいな、やわらかい先生に診てもらった。念のため、血液検査とCT、尿検査をすることに。この時点で、病院の看護師さんやスタッフ、医師たちがみなさんあたたくてやさしいことに気づく。体調が悪い時、どうしても他者の言葉をするどく受け止めてしまったり、傷ついたりすることがあるのだけれど、みなさんとても優しく、プロフェッショナルだった。だいすきなドラマ『賢い医師生活』を思い出した。

 

待合室のソファで横になって、起きたりぼーっとしながら検査結果を待った。結果は、内科として特に問題なく、子宮が腫れているのが気になるけれど産婦人科でないとわからないとのことだった。最近健康に不安を抱いていたので、一気に安心する。朝から不安だけで行動していたので、一気に安心した。腹痛は続いているので、あとは金曜日まで耐えるしかない。

 

夜、母が泊まりにきた。ずっと来たいといってくれていたのに、なかなか予定が合わずにとても久しぶりになってしまった。私がポイントをためているbibigoの餃子を買ってくれて、夜ご飯は何が食べたいかと聞かれ、祖母のシチューを作ってもらった。とてもあたたかくて久しぶりに安心して寝た。