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からからに生きてる。起きたら心臓の上に重い磁石がのっているような、鬱になってきたときの重さがきていた。どいてよ、起きれないじゃん。

 

今日は、先週休んだ分の仕事がどかんとあったので、お昼過ぎまで頑張って、寝た。まずはしばらく会っていない母と会う約束を、今週こそは守りたかった。数ヶ月ぶりに会った母も、のんびりとしていて元気そうで安心する。温野菜で、野菜を中心に食べた。昔なら、お肉を食べられるだけ食べていたのだけど。老いた母が噛みやすい野菜やおかずに目がいく。

メニューにあった餅巾着が食べてみたくなって、母には難しいかな?ということでまずはひとつ食べてみた。たしかに噛み切るのも、喉の通りも悪そう。でもやっぱりおいしい。これは若者の食べ物なのだな、と体が若い間に食べられるものというのも意識してみよう、と考えた。

 

お葬式について、色々とアドバイスをもらう。少し前まではミニワンピースのような、ちょっとギャルな喪服を着用していたのだけど、あれは真夏しか着れないよ、と言われる。それにその髪色で行くの?と数回聞かれた。大丈夫だよ、父の娘なら納得してもらえる頭でしょう。

 

そこで、友人から連絡がきた。「喪服持っている?わたし去年買ったのがあるよ」と。なんたる優しさ。思いやり。昨日のイベントで、わたしは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でいつも助けてくれる友人を、ヨンウが「あなたは春の日差しみたい」という場面があって、とても好きな場面であることを再確認したのだけれど、わたしにも春の日差しだったり、太陽だったり、木漏れ日だったり、いろんなあたたかさで包んでくれる、照らしてくれる友人たちがいるなぁ、としみじみした。明日試着をさせてもらうことにした。レンタルをしてみようかと調べてみたけど、受取日や受け取り場所、金額、小物はいるかいらないか、比較する時間があまりに少なく、喪服迷子になってしまった。そもそも、喪服って必要なのか。残された人が、最期に会いにいくのに、こんなに洋服で迷わなければならないのか。わたし、パンプスとかいらないんですけど。と、ひとしきり心の中で反抗したけれど、ひとまずパンプスだけ、職場に届くようにAmazonで買っておいた。なんとか間に合いそう。

 

帰宅して、最後の準備、交通手段を調べる。格安なのはバスだけど、今回は体力的にNG。飛行機は安いけど、羽田も小松も遠くて疲れるからNG。残ったのは新幹線でした。お金のかかるものが、一番楽なんだよね。もう何度も金沢へ行っているのに、北陸新幹線は初めてだから、ついに乗ることはうれしいなとおもう。ネットで予約して、あとは時間内にコンビニに支払いに行くだけだったのだけど、ここでまた躊躇してしまった。本当に体調が優れないので、明後日の朝には動けないかもしれないな、とか。金沢で長時間過ごせるのかな、とか。もうかなりびびっている。いま、お金も健康もないんだなとおもった。かなしい。

 

それでも、もう行くしかないので、出費は痛いけれど、コンビニに走ってきました。

おじいちゃんに会いに行けるのだから、お金も健康も、きっと後から追いかけてきてくれるはず。会いにいくときは、父も近くに感じられたらいいな。