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やっぱり今日は、ロックの日なんだろうか。

午前中は近所の美容室へ。いま全頭で金髪になっているので、少し暗い色をかぶせてもらい、金髪は髪をめくったら見えるくらいのところに引っ込んでもらい。久しぶりに担当してくださった美容師さんが、とても気さくに心を開いてくれる方で、まっすぐに話すことができて楽しかった。今、韓国への留学に向けて韓国語を勉強されているらしい。実は、亜衣さんも韓国語を勉強していて、その話を聞いてわたしは焦っていた。この焦りがどういう心境なのかわからないけれど、ひとりだけ取り残されそう、無知なままで恥ずかしい、とか色々な感情がまざった気持ち。だから美容師さんにも勉強方法を聞いて、美容室を出たあとに本屋に直行、すぐにテキストを購入した。本屋の語学書コーナー、特に人気のある語学は本の品揃えがすごい。どこのテキストがいいかわからず、いくつか開いて、合いそうなものを選んだ。みんな、語学書はどのように選んでいるのだろう。これまで働いてきた本屋はいずれも専門書のコーナーがなかったので、わからない。

 

そのまま通院。バスで向かったのだけれど、バスのなかで子ども達の会話が気になった。「なんでマスクとらないの?コロナ終わったよ」「マスクとったら顔がみられるからいやな人もいるんじゃない、マスクしているときと顔が違う人とかいるもんね」子どもって、感じたことを正直に言うから、まともに会話を聞いていると粉々のガラスの破片がそこら中に飛んでいるような、わたしであれば傷をまともに受けそうな、そういう会話をたまに聞く。子どもの頃の傷というのは、今思い出すとほとんどがこの正直さにあった。

 

夜はIさんと新大久保へ。4月に仕事で一緒になった方が生きているタコ、サンナクチの話をしていて、それからずっとタコが食べたかった。念願のタコ。わたしはタコが動くのを知っていたけれど、Iさんはここまで動くと思わなかったそうで、驚いていてその様子が楽しかった。お箸で掴んだら、一瞬で口にいれ、そして口のなかで吸盤で吸われる前に噛まないと襲われる。スピード勝負な食事だった。他にも、生の海鮮などをたくさん食べて、とても栄養をもらった気がする。それから新大久保を歩き、なんとなく目に入った10円パンという大きな丸いおやつを食べた。説明が難しい、注文すると焼いてくれる、おいしいおやつ。チーズが有名のようだが、チョコレートを頼んでしまった。とても大きなチョコレートを生地にいれて焼く様子をみて、これはしまった、ぜったい溶けて溢れると思ったが絶対おいしいので楽しむことにした。結果、わたしもIさんもチョコレートまみれになって、申し訳なかったけれど楽しかった。特に、わたしがもうこれ以上食べたらチョコが溢れる、と食べるのに悩んだとき、Iさんが「食べるよ」と食べてくれて、本当にそのままチョコが溢れたのに笑ってくれるのでやさしいひとだなと思った。

 

今週の休みは、たくさん美味しいもの食べたな。よかった。