220919_mon_強風

日記が不思議。変わらないのは毎日書こうという気持ちだけで、日によって向き合い方が変わっていく。書き始めたころは、日記を意識して過ごしていたから「日記に支配されないように」と思っていて、日記の存在が自然になってからは「覚えておきたいことを書こう」「日記を書く時間は安心する」。この数日は疲れがたまっていて、頭の中から日記の存在がほとんど消えいていた。停滞期。まるで恋愛のような揺れ方だなとおもう。本能で向き合えているのかもしれない。

 

今日は起きたらもう体調が悪かった。最近忙しくなると、心臓のあたりがぎゅっとする。動悸とも違って、ただ大きな手で心臓を握られているような感覚。今日は太い鉄の棒で心臓を貫き体ごとベッドに釘をさされたような、そんな感覚で動くことができなかった。健康的な出勤が不可能だ、と判断して数時間遅刻。

 

駅に向かう途中、子どもがマンションのゴミ捨て場の扉を開けようと一生懸命引っ張っていた。だけど鍵がかかっているようで、端から見て開かないだろうなとおもう。そのまま通り過ぎることもできず、「たぶん鍵がかかっているんじゃない?」と言いに行く。「鍵の数字も押したけど開かないの」と言われる。わたしも住人ではないので開け方はわからない。頼りにならない大人が話しかけてしまった、と焦る直前で子どものお母さんが来てくれ、安心して駅に向かう。

 

電車のなかでは隣の席に騒がしい子どもたちが座っていて、コーラのグミを食べていた。かわいい。お母さんが「そんなに騒いだら周りの人に迷惑でしょう」とかなり怒っていたけれど、「私は迷惑じゃないですよ」とは言えなかった。

 

本屋に着くと、昨日よりもお客さんがいた。遅刻してすみません、と言いながら働く。

休憩時間、おやつでも食べようとコンビニに向かっていたら、胃袋にズキュンさんにケーキのショーウィンドウがあることに気づき、何も買わなかったらごめんなさいと思いながらお店に入った。バスクチーズケーキとジンジャエールを買う。自分を労るのは食べものが一番だ、と思いながらたべた。溶けるおいしさ。買ってよかった〜。

 

明日は休み、この数日の忙しなさを回復できるような気がしている。ひとまず今夜は『シスターズ』の続きを観る。