240201_thu

 

起きたときも、起きてからもずっと疲れていた。最近お腹の調子があまり良くない。食生活を大幅に変えた(良いと思われる方向へ)ので、体が改革中なのだと思うけれど、すぐにお腹が痛くなるし、一週間くらい気がかりなことを抱えていて、そのことを考えると体が一気に冷えてしまう。

それでも早起きをして、美容室へ行った。先月のアパートの更新や、出費の高さで給料日早々に口座の残高を気にしているけれど、もう二ヶ月も伸びきった髪を放置していることも限界。担当してくれていたAさんは韓国へ留学に旅立ったので、同じ美容室で、別の方に担当してもらう。パーマをかけたくてひとまず髪を伸ばしているので、毛先や重くなった部分を切ってもらい、それから雰囲気を変えたいという私の希望でレイヤーをいれてくれた。あまり巻いたりしないので、レイヤーはぼさぼさになってしまうかもしれないと心配になったけれど、私の髪質に合ったお手入れ方法や、簡単な巻き方を教えてもらう。教えてもらいながら、そういえばほとんどすべての美容師さんは、髪についてのアドバイスをしてくれることに気づいた。当たり前なのだろうか、私は毎回のように新鮮さを感じ、この人はいい人だなと思っていたのだけど。(いい人には変わりない)自分の体の一部について、頼れるアドバイスをくださる美容師さんはすごい。

 

美容室の後は、母とドコモショップへ。もう年始から、ずっとこのことに取り組んでいた。母のiPhone6iOSのアップデートに対応しなくなってしまい、使用していたLINEもアップデートができないので使用不可になってしまった為。機種変更をするしかないのだけれど、母の携帯会社の名義が亡くなった祖母であったり、様々個人の事情があって手続きに時間がかかってしまった。今日でドコモショップに来るのは3回目。ようやく機種変更ができるということで、最初に規約説明の動画を見せてもらう。3〜5分くらいのものだったと思うが、これは普段よほどスマートフォンやドコモのシステムに慣れていないと知らない単語ばかりであり、母も一生懸命見ていたが、「これはわからないよね」と言い合った。こんな動画を用意しなければならないほど、ドコモの人も忙しいし、日々たくさんの問い合わせがあるのだろうと思う。お店の人もお客さんも大変である。

 

手続きには2時間半ほどかかった。母はもちろん、ドコモショップの人も、横で一緒に聞いていた私もみんな疲れていたと思う。それでも、機種変更をしなければ母が望む電話ツールによる他者とのコミュニケーションはできない。途中、スタッフの方が抜けたタイミングで、母から自身の葬儀の話をされる。たしかに必要な情報ではあるのだけど、まだ若いし、病気もないし、今このタイミングでそんな話をしなくても良くないか。普段会う頻度が下がってしまったので、母は話したかったのかもしれないけれど、私は悲しくて泣きそうになってしまった。そういう話は、まだしないでほしい。

 

スマートフォンは、母が買えるもので一番安いものにしてもらった。機種端末の料金について、最初に軽い説明をしてもらったのだけど、相場はいくつかにわかれており、5〜6万円のものでも性能はあまり良くないらしい。母はそれ以下の金額のものにしたけれど、またOSのアップデートができなくなったら、買い換えなければならない。あと2年くらいしかもたないらしい。なんか、私はこの仕組みについていきたくない気持ちになった。数十年前までは必要のなかったものが、今はあることが当たり前とされていて、あること前提で社会がつくられているので、そこから抜けることができない。少なくとも、私は仕事でも使っているし。

 

そうして朝から疲れていたのが更に疲れて、本当は母とお茶をしたかったのだけれど、精神も元気ではなくなってしまっていたので、帰って寝ることにした。スーパーで買った惣菜とミカンを食べて爆睡。起きたら少し元気になってはいて、ほっとする。


気がかりなこと、もよく考えると過去の人間関係がトラウマとなっていて、今の自分に影響を与えていることに気づいた。過去から今にまで影響を与える、これが傷の恐さ、悲しみか。はやく氷のように冷えてしまう心から抜け出したい。