220929_thu_晴

精神の状態が不安定だと感じる。

 

今日はAさんと「カーナピーナ」に行く約束をしていたけれど、夜中に生理でどんどん血の気が引いていくのを感じ、これは体がおかしい、と判断して来週にしませんか?と連絡。カレーは健康なときに食べるのが一番。Aさんも体調があまりよくなさそうだったので、お互いゆっくりできますように、また来週。

 

お昼前頃に目が覚めて、映画『お嬢さん』を観る。毎週観ている『シスターズ』と同じ脚本家で、最近あの映画を思い出している人のコメントをよく見かけるので、気になっていた。2時間25分と長めの映画。ベッドに転がりながら、日本語を話すキム・テリに驚く。それからキム・ミニの表情が美しく、なるべく見逃したくないと釘付けになった。邦画の日本語は聞き取りにくいことが多いのだけど、『お嬢さん』はほとんど聞き取ることができて不思議だった。ただ、時代背景や主人公たちの境遇、環境がいまいち理解できなかったので、あとで調べたい。私は理解力が非常に乏しいのかもしれないと感じることがよくある。ドラマなら理解するまでに時間をかけられるけれど、映画は難しい。

 

Kindleのアプリをインストールして、『透明ランナー』を読む。イベントの準備で何度もあらすじを聞いていたので、読んだことがあるような感覚に陥り不思議だった。それから電子書籍は初めてで、画面の下に「読書の速さを測定中」の表示が常にあるのが気になってしまう。測定しないでほしい。

なぜか速く読まなければならないような気分になる。途中で眠くなって、いつの間にか寝てしまった。目覚ましの音で目が覚める。母と駅で待ち合わせをする時間。

 

急いで起きて、駅に向かった。母はいつも同じ場所に立っていて、遠くからでもすぐに見つけることができる。母は、私が近づいてようやく気づく。いつものカフェでコーヒーを飲んで、近況を話す。歯医者での治療の具合が悪いと話を聞いていたから心配していたけれど、過剰な心配だったようでほっとする。それよりも私の精神状態を心配されて、つい笑ってしまった。私がこんなふうに心配してもらうなんて。でも、たしかに安定していないかもしれない。寂しい、の量が増えている。この日記をブログに転載したことも、寂しさの症状だ。

 

昨夜載せた声のストーリーズには、友人や知人がメッセージを送ってくれた。「ちんたらしゃべっている」と自分を評していたのだけど、そんなことないよって。わたしはいつもだめなことばかりだけど、こうやって周りのひとが、やさしくて穏やかな場所に引っ張ってくれる。そうやって、生きている。

 

いまは本当に、疲れているのかもしれない。

 

21:18 この日記を書いたあと、本当に鬱になるかもしれない、とベッドに伏していたら泊まりにきている母がカレーを作ってくれた。とてもいい匂いで、匂いだけで力がわいた。それからカレーを食べたらおいしくて、三杯たべた。