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洗濯機をまわして、少し休もう、とベッドに逆さまになっていたら寝ていたらしい。夜中に目が覚める。もう生乾きにさしかかりそうな洗濯物を急いで拾って、干して、歯を磨いた。もっと清潔で健康的になりたい、精神もからだも。

 

最近、自分が他者にインタビューすることが苦手かもしれない、ということに気づいた。このことについて考えはじめたのは、1月に神保町・チェッコリさんのイベントに登壇し、自分の韓国ドラマ生活について改めて振り返ったことが大きい。

 

イベントは「好きを形にして見えたもの」がテーマだった。

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このテーマに対し、改めて挙げたいのは、友人が増えたこと。まず自分の「好き」を素直に表現することによって、自分が書いた文章や本屋の韓国ドラマフェアに遊びにきてくれた方と友人になって、様々なドラマの話をするようになった。こうして他者と話していると、自分の知らなかった、気づかなかった韓国ドラマに出会うことが面白く、会話から「次に観たいドラマ」が見つかったりする。この教えてもらう経験はすごく楽しい。ただ一方で、自分は会話のなかで質問をするのが苦手だ、と気づいてしまった。

 

韓国ドラマファンクラブの相方・松井さんは、ドラマについて話している時、様々な質問をしてくれる。「このドラマ、ぼじはどう?」というところから、「好きなキャラクターは?」「誰に共感した?」「あのシーンどう思った?」この松井さんからの質問の答えを考えることが楽しくて、これも私が、好きを形にする過程で面白いと感じていること。自分一人で完結する際は、自分が強く惹かれた部分や、経験に基づいて自分流にドラマを紐解いていくことしかできない。だけどそうした質問をもらうことにより、思いがけない自分にであう。考えたことがなかったことを、一から考えるということ。ずっと一人で観ていたら、出会わなかった自分がいる。

 

気軽に自分の感想をシェアできる時代になったということも大きい。自分が感じたことをリアルタイムでインターネットにのせることができるし、気になった言葉で検索もできる。Netflixで配信中のドラマの最新話が配信された直後は、急上昇ワードにドラマのタイトルが出ていて、思わずそのワードをわたしも検索したりする。同じ時代、同じドラマをみて、多様な感想にすぐに出会えることはやっぱりたのしい。

 

会話の中で質問をすることが苦手だということについて、日記に書こうとしていたのにイベントで話したかったことを続けてしまった。質問は、できればできるようになりたい。相手に興味がないわけではなく、どの部分に踏み込んでもいいのか、質問していいのかが不安なだけなのだけれど、「自分の話に興味がないのか?」と思われるかもしれないような自分の姿勢。。

 

そんななかで、イベントで事前にいただいていた質問のなかで、時間の関係でおこたえできなかったものがあるので、個人的にこたえたいとおもいます。

 

ひとりで韓国ドラマを見ていた頃とふたりで韓国ドラマの楽しさを分かち合うようになったのとでは生活がどんなふうに変わりましたか?
→今日の日記の内容とも重なりますが、韓国ドラマを介してコミュニケーションができるようになりました。自分のことを直接話すことができないタイミングでも、人間の深い心を描く韓国ドラマについての感想を伝えあうことで、松井さんとも仲良くなったような気がしています。とにかく楽しいです!
 
これからもずっと40代50代60代になっても韓国ドラマという好きなことを分かち合うとしたら今はまだしていないことで、どのような楽しみ方をしたいと思いますか?
→その頃どんな生活をしているか想像がつかないのですが、その頃までには韓国語を勉強して、自分なりに言葉を解釈したりたのしんでいられたらいいなとおもいます... そして韓国への旅行もたくさんしたいし、自分よりも若い世代の方が同じドラマをみて、どのように感じるのかやっぱり話したりしてみたいです。
 
③二人で雨の日にチヂミを食べたりされるのでしょうか?^_^おすすめのお店があったら教えてください。
→雨の日はチヂミ、というのが韓国の文化らしいですね。私にはまだその文化がありませんでした。笑 『私たちの賢い本屋生活 Vol.3』で一緒に韓国料理を作った日の日記を書いているのですが、そのとき松井さんが作ってくれたチヂミが、シンプルでとてもおいしかったです。米粉でもちもちでした。お店は勉強します!
 
④今まで見てきた韓国ドラマの中で1番印象に残っているセリフを伺いたいです。
一番、というのが難しく、大切なドラマがたくさんあるのですが、今観ているドラマが今の自分にとっての一番であることが多いので、『愛と、利と』からアン・スヨンの言葉を。このドラマ、自分の個人的な部分にとても訴えるものがあり、好きです。
 
"自分で決めたかった
結果がどうであれ振り回されず
責任をもちたかったの"
 
私も、アン・スヨンのこの言葉と、生き方が似ているなとかんじました。
 
日記ではなくなったけど、ブログを書くのが楽しい時間だった。
仕事の帰り道、ふと今年は韓国ドラマ日記を書く期間をつくろうかなと思いついたりしたので、タイミングがきたらやるかもしれません。