横臥者生活、2日目。そう、祖父が危篤だと聞いた先週あたりから体調がどんどん悪くなってしまい、このままでは倒れる、とおやすみをもらった。しかし休んでみると、ちょうど生理の時期と重なり、正直生理痛が一番辛い。何の調子が悪いのか、もはやわからない。ただこの数ヶ月、生理が重くなっているのは事実であり、ピルを再開するしかないなと思う。実は、ピルを飲めば生理は劇的に軽くなる。だけど、病院で処方してもらう手間や、一ヶ月3,000円であること。血栓リスクがあがるため、一年に一回は血液検査を受けねばならないことなど、健康のコストを意識しなければならないことが、たまに疲れてしまって、おやすみしてしまう。しかし怠るとこうして徐々に重くなっていき、仕事にも支障がでるわけだから、本当は休んではいけない。ピルは20のときから飲んでいるから、今年で13年目か。疲れた。
今日もそんなわけでベッドのなかで過ごしていた。さなぎのように。できるだけ動きたくなかった。だけど考えごとをしていると、悩みや怒り、悲しみがわいてきて、普段なら口に出さないことまで逐一ぶつけてしまって、申し訳ない気持ちと、これだけ苦しんでいることが少しでも伝わってくれないかなという気持ちと。
ベッドの中で北原みのりさんがツイートしていた、ムーンショット計画についてを知り、半信半疑で政府のページをみたら公式情報で驚いた。恐怖。2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現しようとしているらしい。1人に対して10体のアバターをつくろうとしているとか。ああ、文字に起こすのもこわくなってきた。
もちろん、体一つでしんどいことはたくさんあるけれど、人間として生まれてきた以上、人間の機能でできることで幸せを追求できれば十分なんですけど。こわいわ。
