230422_sat

 

22日は23日になり、今は朝でKOPIKOをなめている。昨日は睡眠薬をがつんと減らして寝たので、少し動悸がしている。

 

とても怒られた。私が通っている精神科(と書いて、正式な名前を調べたら神経科神経内科・精神療法だった。こういうとき、適正な通称がわからない)は保険適用のカウンセリングが併設されており、カウンセリングを受けるためには毎回受診もせねばならない。薬を処方してもらっているので、先週きたばかりなのだけど、また行った。ついでに、実はものすごいスピードで消費してしまった睡眠薬の話を、これはごまかさずに話して代替薬をもらわねば、と話したところ、怒られた。怒られるのはわかっていたので、その先生には診てもらいたくなかった。無愛想な人柄で、真正面から話すと傷つくことが多い。悪い人でないことはわかるのだけど、自分の話すスピードを考えると、できるだけゆっくり会話をしてくれる先生だとありがたい。相性の問題。とにかく、受付時に別の先生の名前を伝えた。それなのに、呼ばれてしまった。忙しそうな受付の人に「違う先生に呼ばれました」と伝える方法もわからず、仕方ないかと諦めて入室した。正直に、睡眠薬の量が足りずに飲みすぎてしまっていることを話すと、「何?依存してるわけ?」「それねぇ、肝機能障害で下手したら死ぬよ」と言われる。こわい。話し方も、内容もこわすぎる。「睡眠薬は増やせない。不安が強いんだろうから、うつの薬を足すよ、これは眠気がくるから」とピシャーン!とされる。これ以上話すのはこわい、と退室するも、新しく処方された薬に納得がいかず(調べたら太りやすいとでてきた)受付の人に、「違う先生に呼ばれて、診察受けちゃったんですけど、やっぱり〇〇先生がいいです。。」と伝える。人生で初めての行動。

 

本当にわがままな行動をしてしまったと思いながらも、どうしよう、と待っていたら再度希望の先生に診てもらえることになった。この病院に初めてきたときに診てくれた先生で、とにかく穏やかで丁寧で優しい。経緯を話すと、真っ直ぐに聞いてくれながらも、先ほどの先生の診察と処方の意味を教えてくれる。薬の効き方や相性的に、まずはそのうつの薬を試すのがベストだろう、と。「でも、自分が睡眠薬を増やさなくていいなら、頑張って減らすのが一番ですよね?」と聞く。うつの薬は、睡眠薬に依存している自分への対処薬だった。「もちろん」と返される。これはもう、この機会に依存を止めるしかないと決意。薬で太るのは嫌だし(自分のなかにある、太りたくない、という感情に久しぶりに再会してかなり驚いた。だいぶ精神がきているのかもしれない)睡眠薬の飲み過ぎで日中も体調が悪くなっている可能性があると言われた。

 

というわけで、冒頭の話に戻る。全く飲まないわけではなく、処方されているなかで最小限の飲み方をした。寝つきは悪かったけど、眠ることはできた。それから久しぶりの内容の夢もみた。結構楽しい内容だった。起きると、感覚もいつもよりクリアな気がする。ちょっと大袈裟に書いたけど、自分が飲んでいる睡眠薬は依存度がかなり低いものらしいので、頑張って減らせばたぶんやめられるはず。仕事も休みをもらっているので、この期間に生活を整えよう。(ピシャーンとしてくれた先生に感謝。)

 

昨日は、友人が日記を共有してくれた。最近のわたしの日記を読んでくれて、自身の葬式経験を思い出してくれたということ。その部分を。日記を書く、ということについてはお互いたまに話を共有していたのだけど、読むのは初めてだった。とにかく言葉の佇まいがばつぐんにかっこよく、面白い人なので、その人の書くものを読んでみたかった。素晴らしかった。(他者の日記に対して素晴らしい、というのはどんな目線なのか自問)感情移入する小説を読んでいるときのような、その日のなかにダイブさせてもらったみたいだった。違う季節の、過去の日記と、自分の経験をこうして重ねてもらえたことに日記の奇跡をかんじる。

 

そして実は、昨日は明らかに不要な精神的暴力を受けた午前中だった。がつんと殴られ、時間が経つごとに痛みが増した。連絡をとっていた友人などに話を聞いてもらわないと心が割れそうだった。病院に行く時も、バスの中でその不甲斐なさにちょっと泣いた。夜、話を聞いてくれた人がふとした会話からラキストの愛読者だということがわかった。わたしの興味とは違う執筆者の話をしてくれて、読みたくなったので今日は読もうと思う。発行人の袴田さんや赤井さんの話をした。そう、ラキストの運営って素晴らしいんだよねとしみじみした。しじみの味噌汁が飲みたくなる。しみじみ。