体調が悪い。コロコロと坂を下っている。この軽やかな下り方は、ピンポン玉になったような感覚で、ポンポンとしている。
特に午前中〜夕方にかけてが酷く、もう今日は起き上がれないと思った。お腹はすくけれど食事を用意することはままならず、選挙も期日前に行けばよかった、と後悔。ただずっと、鍵っ子さんの『本日は最前線の吉日』を読んでいた。内容から、自分の体調に関する悩みと重なって、思考を助けてもらう。
夕方、急に動けそう、となったのでコンタクトを入れて着替え、投票所へ。いつもは歩く方向が矢印で示されていた気がするのだけど、ないのでなんとなく歩いたら行き止まってしまった。そして、恥ずかしいことに私の後ろをついてきた人が5人くらいおり、みんなが引き返した。なんか、すみません。
コンビニでご飯を買って、帰宅。これで今日のやらなければならないことは全部やった、とまた一気に気が抜ける。
エネルギーの使い方が、昔からおかしい。他人の前に出ればなんとか人間の形をつくるけれど、家にいるときに空気が入らないのは体調が良いときも、わりといつもそうである。それが外でも頑張れなくなった時が、いまの状態。もうコロコロとだいぶ下ってしまったので、しばらくのぼれる気がしない。
色々整理したくなって、またtwitterを消してみた。インターネットにあるものも、人間のからだも、永遠ではないし、ある日いきなり消えてもおかしくはないということ。復活可能な期間に戻すかもしれないし、戻さないかもしれない。長生きはしたいけど、残したいものは今のところ特にないというのが、自分の不思議なところの一つかもしれない。
