230506_sat

 

直立人から横臥人になったことがはっきりとわかる。少し前まで、横臥人の視線の位置も知っていると思っていたけれど、そんなのは全く傲慢な態度だった。立ち上がることも多くの時間を要し、ようやく立ったとしても、寝たきりの生活で失った体力は、様々な日常を奪ってくる。シャワーを浴びるだけでも、目眩と、筋力がないので立っていることがしんどい。休むことは本当に難しい。適度に友人に会ったり、公園に行って緑に触れたりしたかったが、それができないほどに様々なものを消耗しているのだと思い知る。

 

今日は通院があり、外に出てきた。太陽の照りが強すぎて、鬱の部分が嫌悪している。あまりに強いので、いいぞいいぞ、このまま鬱を照らしつづけて、そのまま追いやってほしい。北風と太陽、みたいな。そんな気分でバス停まで歩いた。

 

仕事を休んで社会生活を封鎖している自分が、どこまでも嫌で、だけど肯定したくて文章にしている。自分を否定したら生きていけないのだから、当たり前かもしれない。

 

睡眠導入剤の代わりにもらった抗うつ薬を、眠れなくて仕方ないので二晩だけ飲んだ。以前日記に書いた、太りやすいらしい薬。たしかに自然と眠くなるけれど、翌日はがつんと殴られたように起き上がることもできなくなり、これはもう飲みたくない。

 

はやく病院に着いて、はやく帰りたい。。