230617_sat

 

誰がどうみても、の感覚で夏日だった。
久しぶりの早い時間に出勤だったのだけど、出勤時に電車に乗る前に駅のスーパーに寄ったら目の前に友人がいて驚いた。友人は、会う時に高確率で手に植物をもっていることが多い。職場に持っていくのだ、と(たしか)ふわふわの紫色の植物を持っていた。会ったことに驚きつつ、これから仕事へ行く者同士、だけど久しぶりに会ったから...と惜しむような時間の流れを共有し、挨拶+アルファのような形で、共通の友人の話をした。

 

出勤後は、ちゃんみなを流しながら店の掃除など。たまにの早起きはどうしても眠いけれど、一日の始まりに立ち会うことは気持ちがいい。開店の準備で何度か太陽にあたるなかで、「これはプールが必要だ」と思う。目の前に散歩者のみやじさんがいたので、一応訴えた。ビニールプールでもいいからほしい。でもビニールプールも、これではすぐにお湯になってしまいそう。泳げないし、そんなに好きではない体の形を公共の場で晒したくないのでなるべく隠せるような水着がいいけれど、とにかくプールを望んでいる、最近。浮き輪でぷかぷかと浮いて目をつむりたい。わたしはプールがだいすきなのだ。

 

仕事が終わって、食事の約束をしていたIさんと待ち合わせ。ののちゃやさんの場所へ行ったら、あずささんが園藝部の活動について説明してくれた。あずささん、とまるで知り合いのように呼んでみたけれどこのときに初めて名前を聞いた。あずささんがベリーの実っている場所を教えてくれて、ちょっと食べる。食べた。そのまま下北沢をぐるっと。夕方の時間帯、人が活気づいている土曜日、こうして下北沢をゆっくりみることはあまりないので、新鮮だった。tefu、K2がある建物に初めて入ったり、ミカンのTSUTAYA、様々な路地、コストコの商品を販売しているストックマートなどをみて回った。

 

食事をした際に、日本のドラマの話になって、悪口を言ってしまう。私はみんなが好きな『大豆田とわ子と三人の元夫』が、俳優たちも好きだし内容もおもしろいとはおもうけれど、好きではなくて、そのことをしばらく語ってしまった。もし店内にいる人たちに聞こえていたら、なんてえらそうな奴だと思われていたはず。好みはそれぞれだから仕方がないのです。『舟を編む』の良さを教えてもらって、本作りの話であるということを知らなかったので、おまけに舟だし、これははやく観たいと思う。