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久しぶりに日記を書こう、とはてなブログのページを開いたら驚いた。最後の更新からほぼ一ヶ月経っていたのだけど、今日は整形外科に行ったことを書こうと思っていたら、まさに最後の日記に「いよいよ整形外科に行こうかな」と書いてある。自分の感覚が恐ろしい。まあ、体調について病院などに行ったら記録しておきたい性格なんだなとも思った。

 

昨日、Iさんに目黒にあるとんかつ屋「とんき」に連れていってもらって、とんきのお店はとんかつのいい匂いが充満していた。その匂いをかいでから眠くなってしまって、食べて帰ってきたあともとんかつの匂いにつつまれて寝ていたのだけど、今日もその眠気をひきずっていた。ねむくてねむくて仕方がなかった。

(ちなみにとんき、ロースかつ定食を食べた。サクっとした衣のなかで適度な脂がおどっていて、細かく切って出されるので一口で口にいれ、そのときの口のなかで噛んでおいしさを一回一回堪能するかんじ。すばらしかった。)

 

今日会う約束をしていた母は、咲夜眠れなかったので体がしんどいという。わたしの眠気を分けてあげたいとおもいながら、わたしは夕方まで寝た。

 

夕方、近所の初めて行く整形外科へ。昨日、Iさんに「ダンスはじめた?」と聞かれて、まだだーと思いながら、ひとまずこの足でダンスをしても大丈夫かどうか、先生に診てもらうことにしたのだ。最近、母の整形外科(違う病院)についていったときも思ったが、整形外科は「健康」がとても似合う場所だと感じる。医師もだが、リハビリを行う理学療法士作業療法士、レントゲンを行う技師、みんな共通してさっぱりと、そして安定した体幹を感じる。毎日くるだけで、自分もその健康なオーラをもらえるのではないか、と妄想してしまった。

 

結果は、やはり2cm以上の差があって、手術か補高といって、インソールや靴の底を加工して歩くしかないとのこと。結構差があるので、腰に負担がかかっているし、歳を重ねるとその負担が増えていくらしい。今のうちにできることは補高をつくることのよう。手術はおすすめではないらしい。悩む。ちなみにもうひとつ心配していた側弯症は、レントゲンでみるとまっすぐになっていた。おかしい。数年前、健康診断でみせてもらったときは、大きくカーブしていたのに。治ったのだろうか?それとも昔のほうは別の人のレントゲンを間違えてもってきちゃったのだろうか?謎が残る。

 

今回病院に行ってもおもったけど、病院はいつも混んでいて、先生も忙しくて、短時間で自分の症状を訴え、納得がいく相談をするというのは結構会話の技術が要されるし、自分の選択も迷う時間がない。一旦、補高の業者の方にみてもらう約束をしてしまったけど、お金、ないな...........

 

帰宅後は、また寝て、少し仕事をして、配信されたばかりの『D.P.2』を観始めた。1のラストから始まっている。

 

D.P.のシーズン1から続く苦しみの連鎖があまりにも悲しい。極限まで追いつめられ、加害者にならざるをえなかった人間の描き方は、フィクションでないと感じた。遠くない場所にいたはずだ。人間が、尊厳を奪われ、生きる方法がわからなくなったとき。悲しい。

 

私が本屋の仕事を一度やめ、再び本屋で仕事をしようとおもったのは、いわゆる「無敵の人」による事件に影響を受けたから。この話はまた日記にも書けたらとおもう。