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8/5の朝に日記を書いている。早く目が覚めた。

 

一昨日の3日は、「さくらももこ展」に行ってきた。静岡駅の近くにある、静岡市美術館で今月の23日まで開催されている。これから神戸、長崎、愛知と巡回していくそうで、さくらももこの出身地である静岡から始まっていること、ご本人もきっと嬉しいだろうなと思った。

 

多くの漫画の原画と、エッセイの原稿が展示されていた。一つ一つ読んでいると膨大な時間がかかるのだけれど、読み出したら止まらなかったので、ほとんど全て読んだ。さくらももこの子ども時代がベースとなっている『ちびまる子ちゃん』は、日常への愛情が溢れている。あんな風に、愛情をもちながらユーモアを織り混ぜて語ることができるというのは、才能。常に目の前のことに全力で、没頭しながらも時間の一瞬一瞬を大切に心のなかに持ち続けている。展示の最初に、長男の三浦陽一郎氏の言葉が展示されていて、「母は直感的な人」と文章のなかでおそらく二回ほど書かれていた。そうした直感が、コジコジにみるような世界の真理を描くことに結びついていたのかもしれない。

 

展示の途中、小学一年生の息子と一緒に制作したえほん『おばけの手』も展示されていた。ストーリーの構成やメインのイラスト、文章は息子が描き、色塗りや補助的なことをさくらももこが担ったらしい。えほんらしい繰り返しが描かれた物語の構成力に驚きつつ、時折、おそらくさくらももこが描いた絵が息子を見守っているようで、とてもいいえほんだなと思った。

 

静岡では、以前ドラマ『最高の離婚』で出てきた富士宮焼きそばを食べたり、その近くにあった浅間大社に行ったりもした。富士宮焼きそばは、「富士宮やきそばアンテナショップ」で食べた。この焼きそばでまちおこしをしよう、と立ち上がった「富士宮やきそば学会」が運営しているらしい。初めて食べたけれど、麺がモチモチしていて、イワシの削り粉「だし粉」が独特の味をつくっていた。とても美味しくて、するすると食べた。

 

浅間大社ではおみくじを引いた。一緒に行ったIさんと共に、大吉!テンションがあがる。書かれていたことも、なんとなく当たっていたと思う。お守りが一緒に入っていたので、新しい財布を買ったら財布に入れたい。(今使っている財布は、元々やぶれていたりしたけど、チャックも壊れてついに買い換えるときがきている)また、大社の横にはとてもきれい(透明な水)な川が流れていて、子どもがどぼんと入って遊んでいた。これは私も足をつけて遊んでいいのでは...?と、裸足になって少し浸かった。思ったよりも冷たすぎて、少し入っただけで足全体が冷えた。それでも気持ちはよかった。水に浸かりたい欲が少し実った気がする。(プールに行きたい)

 

夜は鰻も食べたし、静岡を満喫した一日。こんなにゆっくり滞在したことは遠足など以外で初めてだとおもうのだけど、とてもいい場所だった。日本がこんなに広いことがうれしい。

 

そして昨日は、先週行った整形外科で予約した、装具屋さんにインソールの型をとってもらった。とりあえず話を聞くために行ったのだけれど、どうやら2cmの脚長差で骨盤もずれているし、体重の乗せ方も偏っているし、背骨も曲がっていた。負荷がかかっているらしい。保険で7割は戻ってくるということだったので、お金よりも健康をとることにした。赤羽から、週1〜2回整形外科に出張しているというおっちゃんは、軽く見ただけで体の歪みなどわかるらしい。型をとったら、体重のかかり方などもわかったのだけど、ここが体重のっていないからインソールでスパイスをかけよう、と独特の話をされたので慄いた。何でもプロに任せるに限る。ダンスもやったらいいよ、とのことだったので、インソールを作って、履き慣れたら教室を探してみようかな。

 

夕方には久しぶりに母にも会って、元気そうだったので安心した。毎週日曜日、『ちびまる子ちゃん』を観ている母に、まるちゃんのお土産をあげた。

 

生理前で眠かったり、頭が痛かったりするけれど、結構元気。8月は暑さと同じくらい、ちょっとパワフルに生きていきたい気分。今日は仕事まで二度寝しよう。