221108_tue_晴

最近、数日分の日記をまとめて書くリズムなので天気予報を覚えていない。でも、晴、と書いてある日はほとんど晴。

 

少し早めに目が覚めたので、今夜から金沢に行くための準備をする。一つのバッグにまとめればいいのに、なぜかトートバッグが二つになってしまった。これ以上考えるのも疲れるので、そのまま二つでいく。

 

本屋には韓国ドラマフェアがきっかけで知り合ったKさんが来てくれた。仕事のお誘いのお話をしつつ、最近韓国ドラマをみていないことについて話す。これまでSNS上での会話しかしていなかったので、目の前でお話できたことがとてもうれしかった。

 

夜は皆既月食でみんなが盛り上がっていた。BONUS TRACKの人たちが下の道で見上げたり、ラウンジを暗くしてみたり、二階のテラス?踊り場?からそれぞれ見ている。私も何度か見に行った。

天気や自然現象のように、誰からみても同じ現象が起きているものは安心する。

 

仕事用の会社PCを入れたバッグも追加して、本屋を出る。フィルムカメラを撮っている、という

Sさんが写真を撮ってくれて、恥ずかしくうれしくなる。「写真撮られるの苦手?」と事前に聞いてくれた。Sさんは、他者との境界線上にある確認、を丁寧に行う人だ。こうした質問をしてもらうたびに、すごい人だ、と尊敬している。聞かれることで、自分の境界線を守る力を身につける練習もできるとおもう。

 

写真を撮ってもらうのはすきだけれど、身構えてしまう。10代の頃、極端に容姿に自信がなく写真の写りに一喜一憂していたので、そのくせが抜けない感じ。

 

金沢へは、バスで行く。渋谷の高速バス売り場には徐々に人が集まってきていた。とても安いチケットなのに三列シートで、カーテン付きだというかわくわくしていたら、わたしの席はカーテンのない真ん中の列だった。一番安かったのかもしれない。それでも左右に一定の広さがあり、椅子を後ろに倒すととても快適な寝床が誕生した。三つのトートバッグが絶対に落ちたり離れたりするなよ、と足の間で挟んだり膝の上で抱っこしながら就寝。睡眠導入剤を飲んだら、あっという間に眠ることができた。