坂本龍一が亡くなった、という訃報をTwitterで受け取る。ニュースをTwitterで知ることを、いまだに（自分に対して）ダサいと感じることは、このスピードと手軽さが原因なのだとおもう。人が自分の言葉を発信する場があることは、素晴らしいと考えているのに。
坂本龍一の曲を自ら聴いたことは恐らくないほどの音楽音痴だが、父の部屋ではたまに流れていた。自分も歳を重ね、皆が歳を重ね、時間って有限で仕方ない。有限だけど、生き急ぎたくはないし、ダサいこともしたくないし、平凡に暮らしたい。目の前のことに、素直でありたい。
今日もお腹が痛かったので、明日は仕事の前に内科に行こうと思う。接客でフランス語を話す機会があったけど、merciしか出てこなかった。帰りの電車で、ちゃんみなが「美人」を歌ったコンサートの動画をyoutubeでみた。ちゃんみなのブルーの髪色からダイヤモンドを感じ、そして面前で化粧をはがし、look at this...と続くパフォーマンスに鳥肌がたつ。
様々な人がいるな、と思う。でももうみんな大人だから、大きく変わることはきっとあまりなくて、自分もそうで、ただ時間がかかっても、その違いの素晴らしさにであうことができる、そういう準備をいつもしていたいと思った。わかりあうことはできなくても、遠い誰かでも、自分のことはなるべくさらけだそう。
追記：時間は有限だけど、時間をもったいない、と思ったり感じたことが人生でほとんどない。というか、たぶんない。その感覚がわからない。だからタイパという言葉も使いたい人の気持ちがわからない。不思議だな、とおもう。お金はもったいない、とかそういう感覚あるんだけど。
